「感じる この歌 この1首選」
サロンの詳細は、お歌の最終左「続きを読む」をクリックしてご覧下さい。
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21.まっすぐに背筋を伸ばし空と地の境界として滑走路はある
☆☆みあ(滑:092)
http://blog.drecom.jp/a_yaya/archive/207
22.きっときっとわたしはゆける 広い広いキャンバスを滑る青になる、今
癒々(滑る:092)
http://yaplog.jp/romanticirony/archive/117
23.遠回りし過ぎた夏の告白を乗せた最後の海行きのバス 
☆☆内田誠(告白:097)
http://pigsrock.at.webry.info/200610/article_31.html
24.幼子の靴の片方落ちており若草の野に花咲くように 
まゆねこ(落:093)
http://ynaito76.exblog.jp/3673741
25.校庭のベンチにきざむ落書きがたったひとつの言葉と気づく 
☆☆☆佐田やよい(落:093)
http://ameblo.jp/mimoza-koko/entry-10019156968.html
26.テレビ塔の下で待ってる、そう言って二度と会えずにそれきりでした
☆☆☆ひぐらしひなつ(テレビ:098)
http://wastededen.blog55.fc2.com/blog-entry-120.html
27.唐突に金木犀は匂いだす信号待ちで開けた窓から  
瀧村小奈生(匂:090)
http://www.bstgakuin.com/konao/archives/2006/1031_161559.php
28.ふたりともちょうちょ結びが縦だけどまあとりあえず走り出そうか
                   ☆☆みにごん(ふたり:066)
 http://blog.livedoor.jp/mini_/archives/50790786.html
29.ついた嘘全部信じてくれていたウサギになると言ってた少女 
nine(嘘:027)
http://ura6.jugem.cc/?eid=31
30.果物がおやつに入らないとしても株取引はギャンブルだろう 
☆☆保井香(株:035)
http://ameblo.jp/tankatanka/entry-10019035807.html

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okimituki2006-11-03

「感じる この歌 この1首選」
ーお気に入りさんがひとり増えるごとにお歌に☆をひとつプレゼントー
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第28回分
80.まっすぐな飛行機雲がけがされるような気がして息ができない
                     ☆☆☆☆☆新藤伊織(飛:044) 

                                                                                            • -

73.中庭の桜 告白するあいだ黒板消しは叩かれていた 
                     ☆☆☆☆ワンコ山田(告白:097)  

                                                                                                •  

74.刺繍糸かぼそい場所にくぐらせてひかりをふくむことばをつづる 
                    ☆☆☆おとくにすぎな(刺:099)

                                                                                                • -

第29回分
97.公園のそばを電車が通るたび告白はもう白い息だけ 
                    ☆☆☆☆末松さくや(告白:097)

                                                                                                    • -

99.どこからかカレーの匂い ベランダの吸殻並べて顔を作った
                       ☆☆☆☆幸くみこ(匂:090)

                                                                                                      • -

94.誤って僕に微笑むひまわりが見上げる飛べない空は快晴 
                        ☆☆☆内田誠(誤:095)

1.竹串でたしかめている満月のうちがわの少しかたいところを 
                      ☆☆☆村上きわみ(竹:062)

2.水晶にうつらないものうつるもの とにかく全力で漕ぐ自転車 
                       ☆☆☆みち。(水晶:074)

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完走いたしました(小軌みつき)

okimituki2006-10-31

(名前忘れました。↑最後に名残惜しくて記念な?ドジをお許しください)
締め切り間際になってようやく昨晩バタバタと走り終えました。
題詠初参加で、いろんな思い出がたっぷりでき、ちょっと放心状態です。

五十嵐きよみさんはじめご参加の方々、拙作読んでいただいた方々、感想を書いてくださった方 とってもとってもお世話になりました。
なんとか、無事完走することができました^^
ほかにももろもろ ほんとにありがとうございました。ぺこ <(_ _)>

                                                                                                                    • -

題詠と同時にサロンを始めて8ヶ月くらいやってきまして、長いようで短い間でしたが、参加してくださったみなさんのおかげでこんなにやってこれたなーと思います。

まだやりのこしがなんだかんだあるので、とりあえずファイナルサロン
今週まだラストラン投稿分やります!!ので、いましばらくおつきあいくださるといいなーと思います。

okimituki2006-10-30


082:整 
整えてしまうときみじゃないみたいくしゃくしゃな日々撫でて暮らした
083:拝      
もう遠く逝ってしまった報せに拝む無力で非力な窓をふるわせ
084:世紀     
まだ鍵をさがしているよ世紀末最後の扉がひらかれるまで
085:富      
警笛をならしつづけたこの船に豊富な果実を積みすぎたから
086:メイド     
真実の声をなくしたマーメイドおぼれた腕をつかめるように
087:朗読    
そぼ降れば雨がつつんだ教室のきみの朗読ひびく世界史
088:銀      
月あかり浴びて裏庭兄さんとひそかに吹いた銀の草笛
089:無理     
無理やりに引き裂いて捨てて紙くずのようにちらばった過去
090:匂      
ボールペンインクの匂いのキャップを閉じるあなたはいつも遠くを見てた
091:砂糖    
あの頃は見えてなかった粉砂糖降りしきるもう肺の奥まで
092:滑      
すれ違ういつかのぼくだ 滑る汗にじむ背中を見送りながら
093:落     
落としモノ入れにはビー玉ひとつぶの泡よりもろいさけび声たち
094:流行    
そういつもはやりの店にずらりならんだ流行りの靴ほど痛むつま先
095:誤     
誤りをやりすごしては靴ひもがすりきれるほどえらぶ坂道
096:器      
たぶんこの世の花器からこぼれ落ち そこであたしは息づいたので
097:告白    
ぶ厚めのコートでそっと潮騒だけに聞かせてみせた告白だった
098:テレビ    
独白(ひとりごと)抱えて会話をするように親しい深夜のテレビ番組
099:刺      
刺青しておいたよ君との夏は 縁日のきんぎょみたいにするりと消えた
100:題      
またいつか手にとるだろう題名(タイトル)は覚えちゃいない今日という日を

「感じる この歌 この1首選」
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1.竹串でたしかめている満月のうちがわの少しかたいところを 
                      ☆☆☆村上きわみ(竹:062)
http://blog.goo.ne.jp/imawik/e/70aaca30dee72be35cfbdfa3e53c5b1e
2.水晶にうつらないものうつるもの とにかく全力で漕ぐ自転車
                      ☆☆☆みち。(水晶:074)
http://run.funky.gonna.jp/?eid=376989
3.冷めたゆびがそっとうなじに触れるのでもう一斉に芽吹いてしまう
                        ☆☆癒々(芽:079)
http://yaplog.jp/romanticirony/archive/104
4.僕はまた見落とすだろう舗装路に密かに咲いたちっぽけな芽を 
                        ☆☆かっぱ(芽:079)
http://blog.livedoor.jp/kappadesu/archives/50797418.html
5.誤解だといいわけをする気もなくてどの道いつかはただ一人きり 
                            林本ひろみ(誤:095)
http://blog.goo.ne.jp/pleiades0163/e/d85bca47d834e131c2a3266cf1eddd8a
6.とほせんぼする子がゐない昼下りどこにも行けない道を見守る 
                       村本希理子(とおせんぼ:056)
http://baraduki.fruitblog.net/?45222f42e8f6b
7.ポスターを剥がした白にまだ君を想うさよなら僕のアイドル 
                       ☆☆nine(アイドル:048)
http://ura6.jugem.cc/?eid=53
8.温もりを伝える小さな掌と濡れた瞳が今日の辞書です 
                         内田かおり(辞書:047)
http://shinkaigyo.wablog.com/52.htm
l9.少しだけ言いすぎたかもしれないなシャンプーの泡たっぷり立てる
                       ☆☆フワコ(シャンプー:034)
http://fuwafuwarin.jugem.jp/?eid=44
10.このせかいにほんとの幕がおりたあと萌える野にある草きれにして 
                           しょうがきえりこ(萌:050)
http://erikosh.jugem.jp/?eid=51

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