okimituki2006-03-30

第1回,第2回サロンにて☆2ツ以上のお歌一覧です。まだ一度も星を差し上げていないお歌を、再選して星を差し上げてください。はじめての方もどうぞご参加ください!(注意:同じ方は同じお歌には重複してあげることはできません)
コメント欄に【1】〜【30】のサロンの星☆通しナンバーをおひとりにつき持ち☆3コ以上を選んで星をつけてあげてくださいね。
例:【1】【2】【8】など 
コメントは自由です。3行くらいでどうぞ^^
※4月3日(月)〆切デス

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【1】13.なげつけて死ぬはずだったものたちもやわらかく煮る白いキッチン
 ☆☆☆☆☆☆               末松さくや(004:キッチン)

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【2】23.のら犬のクロ・自転車に乗れるきみ・乗れないぼくの順に夕日へ
 ☆☆☆☆               おとくにすぎな(006:自転車) 

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【3】3.ほどかれるものなのだろう指切りを生み出したのはきっと大人で 
 ☆☆☆☆                          花夢(002:指)     
【4】8.親切なひかりを放つ信号の青に僕らはだまされている
 ☆☆☆                          松本響(008:親)
【5】12.さんぐわつの風にふかれてさらされてほつれるままの旗となるまで
 ☆☆☆                         みの虫(001:風)
【6】15.親指をすり替えられた翌朝にきみのおくまで挿していいのか
 ☆☆☆                          みなとけいじ(008:親)
【7】26.くちびるがふと近づいて来てそして  待合室の椅子が軋んだ
 ☆☆☆                          花夢 (009:椅子)
【8】29.十歳の私がはさんだクローバー『家庭の医学』のページの中に
 ☆☆☆                          五十嵐きよみ(017:医)
【9】39.若草の妻が欲しがる海亀を何も持たずに捕まえに行く
 ☆☆☆                          新井蜜(029:草)
【10】50.ざらついた心を見透かされそうであちこちに塗るニベアクリーム 
 ☆☆☆                          暮夜宴(013:クリーム)
【11】 51.「おはよう」を自転車小屋で交わすため少し早めた登校時間          
☆☆☆                        ぱぴこ(006:自転車)

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【12】 4.あたたかい言葉まみれの決別の手紙ちいさくちいさくたたむ     
 ☆☆☆                          田丸まひる(003:手紙)
【13】 5.要するに火焙りなんだと笑ったままキッチンにもたれかかった    
 ☆☆                          中村成志 (004:キッチン)
【14】 27.からっぽの水槽のごと残された卒業式のあとの教室 
 ☆☆                          ドール(011:からっぽ)
【15】 31.こんなにもうみがとおくにみえるからこのまま指をつないでほしい
 ☆☆☆                          飯田篤史(002:指)
【16】 32.親も子もつまも暮らしもないことばちりばめてある星雲がある
 ☆☆☆                           斎藤そよ(008:親)
【17】 33.うつしみを虫自転車にはこばせて銀河鉄道始発駅まで
 ☆☆                         みの虫(006:自転車) 
【18】 34.ひと思いに噛み砕かれて溶けるならいちごみるくも本望だろう 
 ☆☆☆                         里坂季夜 (012:噛) 
【19】 35.「君だってころんだじゃない」無事だったソフトクリームとおくまで雪
 ☆☆☆                       おとくにすぎな(013:クリーム)
【20】 36.世界じゅうで無実のひとが殺されて雨つぶぜんぶにうつるぼくの顔
 ☆☆                        みなとけいじ(019:雨) 
【21】 37.秘密だよ 真夜中、狭いキッチンで二人でしてた料理じゃない事
 ☆☆                           癒々(004:キッチン)
【22】 40.あちこちに秘密をうめた 制服のスカートは汚れてもよかった
 ☆☆                            花夢(018:スカート)
【23】 41.秘密にするわけでもないが言うほどのことでもなくて二階に上がる
 ☆☆                           西中眞二郎(015:秘密)
【24】 42.親愛なるきみのちいさな窓にいましずかにきみがともる おやすみ
 ☆☆                           飯田篤史(008:親)
【25】 43.自転車の後ろに乗せるひとがもうわたしではなくなって花冷え
 ☆☆☆                          田丸まひる(006:自転車)
【26】 46.泥玉が小さな指に包まれてそっと置かれる靴箱の中
 ☆☆                            内田かおり(002:指)
【27】 47.柔軟な秘密はずっとあとをひくとぼけた金魚にうちあけようか
 ☆☆                           小軌みつき(015:秘密)
【28】 48.突きだした指に止まったとんぼだけ わたしがいるのを許してくれた
 ☆☆☆                          丘村トモエ(025:とんぼ)
【29】 56.会心のクリームシチューが冷えてゆく君とわたしの無言のなかで
 ☆☆☆                           かっぱ(013:クリーム)
【30】 59.人魚らは虹の先まで行けるよう回転椅子に正しく座る 
 ☆☆☆                          西宮えり (009:椅子)