愛すべき欠落

okimituki2006-03-09

 昨日は少し早く眠ったし(それでも2時過ぎていた・・)とりあえずいつもよりも寝つきもよくそこそこ眠れたのだけれど、昼間に睡魔が襲ってきてくぅう〜っと寝てしまう(これがいけないんだと思う・・)目がさめると子どもの声がする      
 なかなか目の焦点が合わなくてまばたきも重く、なんだか痛い。やはりだるさも抜けてないので薬局で風邪薬を購入して、できるだけはやく治す作戦に出ることにした(作戦なのか・・・うむ でも負けないぞっ風邪菌)


 そういえばこの間通院している歯科から電話がかかってきて、健康保険の切り替えだからと番号の問い合わせをされた時とりあえず「次の予約はいつになっていますか?」と確認していたのに、今日はもう9日だということで明らかにその日は過ぎており、ミゴトにすっぽり忘れていたことに気がつく。だいたい予約をしていても半分くらいはキャンセルしてしまうけど、やはり歯は治しておきたいのでしぶとく予約を取り直して行くつもりだ
 どうも私は通院中予約のキャンセルとかを続けてしまうと、申し訳なくて(というか謝りつつその場にいくというのはやはり少し気が重くなるので)行けなくなってしまうことがあったのだけど、最近はそんなことは[あまり気にしないでもいいんだよ]部門にシフトしたので、なにごともなかったかのようなさりげなさで、あのソファにすわってしまうのだ
 それと風邪で体調が悪かったのであまり治療には向いていない日であったのだから、仕方ないかと片づけてしまえた、楽々
 こうやって意識的にしないとどうも気に病みやすくて、生活がしづらくてたまらなかったりしたのだけど、この頃は色んなものを捨てることとかしがらみを絡めないように、あっさりさっぱりしていくほうの努力を年々推進している
 私流自己治癒にプラスして、エコな生活・スローフードにかえろう・ロハスな暮らしなどなどにつながってくると、そういうふうに思えばこれも必要な人にとっては必要なのだ 
 それから脳の活性化にはストレスのない環境が最もよいらしいので、極力ストレスのかからない生活を心がけることはとても大切なんだって、うんうん

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 少し前サイエンスミステリーで頭に直径3cmの棒が爆発によって突き抜けてしまった人が、その後どう生きたかというのをやっていた。本来ならば生きていないのだけど、奇跡的に彼は寿命を全うする
 ただ手術で一命はとりとめても以前のような人格には戻れず、障害は様々出てしまったみたいだけど。そのときにニューロン細胞が再生していく要素の重要な手助けをしたのが、12番染色体内の遺伝子ムサシだったという
 彼の場合は、それの活性化があって、最期は生まれ故郷でつつましやかに暮らしたことが再生と活性化につながったということだそうだ
 そのことから脳の引き起こす人の生命可能性は、まだまだ神秘に満ち満ちているような気がした

 さまざまなものを抱えがちな現代人って、原点のシンプルライフに意識的に逆戻りしながら、日進月歩のハイテクも身につけていくすぐれたバランス感覚(温故知新)をつねに要求されているのかもしれない
 だからよけいなことを気にするよりかはカラダをいたわるべく、少々のことをすぐ忘れられるくらいのお気楽さは愛すべき欠落なのよと言い聞かせておこう(いいわけ・・へへっ)

 おまけ:そういうわけかどうかお題が「医」でもあったので、今回は行ってもいないのにこれまで通院してきた歯科治療のときのなにげない思いをはせながら歌だけは詠んでおきましたとさ 

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題詠100首blog 本日投稿分

016:せせらぎ    
おさびし山ゆけばハモニカ聴くでしょうせせらぎ川にはスナフキンがいる                                       小軌みつき
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017:医       
じっとしていました歯科医の着色薬瓶コレクションもわたしも                                             小軌みつき
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