今日というアルバム

okimituki2006-03-01

   雨の夕方近くのお寺さんへ
 わらわらと長靴履いて、カッパ着てあげくに傘もさしてゆく友人のおちびちゃんたちとともにお散歩へ。5歳の兄貴がタックルしたら3歳の弟は鼻血をたらっと垂らして、それでも弟クンはえへらえへらしているので、こっちもつられてしまうような天然のほがらかさ。いつもはひとり舞台な息子も出る幕がないくらいそのおちびちゃんたちが騒がしいので、とてもとても静かだった(きっと圧倒されたのね)
 お寺といっても大きな公民館みたいなところで、それも私たちだけで祈りを捧げてきただけで、お坊さんも誰もいなくて受付の人を数人みかけただけだった。まぁこのようにお寺に行き本堂に参るという行為そのものが供養となるということならば、それは気持ち的には軽くなれる時間の過ごし方ではあったのかな


 今日から3月で、学校や会社ではそろそろつなぎ目の候です
 4月からは新年度でもあるため息子の学校では毎年マイ・アルバムを子どもと親が作る。そのコピーでできたアルバム台紙は適当なタイトルとかイラストがあらかじめデザインされていて、周りのイラストに色を塗って仕上げていくようにしているようで、そこに行事ごとの息子のコメントも数行書いてあって、じつにかわいい。だいたい10ページくらいのもので行事ごとの写真を子どもから渡されて貼っていくのが親の役割(それは、さっき完了)あと最後に表紙をつけてリングとじする部分を最終的に授業でやって持って帰ってきてくれる
 昨年のもそうやって作ったけど、とてもいい思い出になるし、息子はナルシスくんなので自分の写真が大好きだから気が向いたら時々取り出しては眺めているみたいだ

 そうやって思い出を記録していくのは、日々をていねいにしているみたいでやはりいい。私もかつて息子のベビーアルバムを作ろうとわざわざ取り寄せまでしたお気に入りのがある。それはページを開くとポップアップのやわらかい水彩のイラストがところどころに施された、じつにヨーロピアンなアニバーサリーアルバムで、だけどいつしかそれは目につくところから姿を消し、この間それを探してみたらもうどこかへ行ってしまっていて結局見当たらなかった(ので、また見つけておかなくちゃね)

 日々ってそうやって知らず知らず日常の雑事にかまけてると、大事な思い出も一緒にこぼれおちちゃううものなのかなって思うとちょっとせつない。ゆえに今日からはもっと今日限りの限定時間だともうちっと認識して愛しんであげなくてはと改めて胸に刻んでおきました

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さて3月1日より題詠blogマラソンが始まりました

001:風    あの星への階段はあるそのうえをあまやかな風ゆっくりすべる
                                 小軌みつき

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