それぞれのマラソン

okimituki2006-02-02

 息子の小学校には「あのね帖」という
日記のようなノートがある
じつは昨年一度も見せてもらえなかったので
今年になってはじめてその存在を知ったわけで・・・
そのことがふとしたことでわかった瞬間に、
自分のいたらなさというか 目の行き届いていない実状を恥じ
そしてやはり母のはしくれとしての
ちょっとしたさみしさもないまぜになってしまった


 そんな気持ちはさておき
過去のページをぱらぱらとほほえましく読み返してみた
もともと夏休みとか冬休みの宿題のほか
学校行事の感想などを書くような指導があるようで
 そのなかに昨年のマラソン大会の記述があった


 息子のつたない文章ははじめ 
練習していた時には23位だったけど
本番では21位に順位が上がったことが誇らしげに書いてあって
そこでうん、うんと心でうなづいてみたあとで
目に飛び込んできたこの言葉に
私はさきほどのいたらなさに さらに追い討ちをかけられてへこんでしまった
まだ書き出して2行目だというのに
「ママもどっかでおうえんしてくれてたらいいなとおもいました」
である・・・(ア イタタタ・・)


 マラソン大会は毎年今ごろに行われる行事のため
沿道に立ちっぱなしでいるのは、ちょっと否はっきりいってどう考えてもこたえる
 そのため私は学校のほど近くに住みながら
そのとき かまけて沿道に立ってはいなかったのだ


 しかし少なくとも走っていた時間帯には
今ごろがんばってるかな と心に思い浮かべるくらいはせめて「した」と思ったから
どっかで応援はたしかに「して」いたのだが
この記述を見たとたん
 やはりちょっとでも行ってあげるべきだったと 
一年近くも経って発見された「あのね帖」をまじまじと見て
やけにしょんぼりしてしまった


 たとえ息子に私が見えなくても、たとえ私が息子を見つけられなくても
そこにいて同じ空気を肌に感じてあげればそれで良かったのに・・・
 息子がたぶん初めて走るマラソンに夢中で
私のことなどゆめゆめ思いもしないだろうなどと
勝手にふんでしまった自分の浅はかさを後悔した


 だから今年はちょっとだけだけど 沿道に立つよ 
たぶん走る姿までは見れない気もするけど・・・それはごめん
(だって6年生まで全校生徒いっせいに走るんだから)


 そのかわりになるかわからないけど(たぶんならないかもしれないけど)
今年私は題詠短歌100首ブログマラソンに初参加 走りぬきたいと思います
 それは2006年3月1日〜10月31日までのロングランで
各自が順番に出された題を詠み込み100首を目標に期間内に詠みあげ
規定のブログ会場に公開していくという
昨年も総勢563名エントリー313名が完詠し催されたという壮大な短歌マラソンです


 けして、万博マラソン走りながら時間内に短歌を563名あまりが
100首詠む ゼーゼー ハーハーとかそういう無茶なことではないわけですが


 それぞれのマラソンならではの充実感を
心の汗を感じようではないですか!


 というわけで沿道のあなたは
旗でもふって 熱い声援を送って下さいね☆
 

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