okimituki2006-07-29

7月の☆よっつ以上の作品の再選【重複あり!】です。できるだけ来訪者の方ご協力の程よろしくお願いします。コメント欄にサロンの星通しナンバーをおひとりにつき持ち☆3コ以上を選んで☆をあげてくださいね。参加不問です!!
例:【1】【9】【11】など 7月31日(月)いっぱい〆切
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【1】そうなっていくしかなくて冬のよるわたしの棚のなかは整う 
                            ☆☆☆☆☆☆☆花夢(整:082)
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【9】日当たりがいいから置き忘れた辞書が窓でちいさなつぼみをつける
                            ☆☆☆☆☆☆末松さくや(辞書:047)
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【2】特売のたまごはスクラム組まされてよい子よい子のふりをしている 
                            ☆☆☆☆☆みあ(組:036)
【4】うちがわはおそろしいね 浸されてどの豆もみなつよく漲る  
                             ☆☆☆☆☆村上きわみ(豆:042)
【7】もう誰を好きになってもかまわないあなたの手から飛び立つ蝶々 
                             ☆☆☆☆☆田丸まひる(飛:044) 
【20】今生の最後の月を見るように煙草屋までを並んで歩く 
                           ☆☆☆☆☆ひぐらしひなつ(草:029)
                               (↑上記6名が7月の受賞!)

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【3】並列につながれてゆくわたしたちいつしか森のように深まる  
                                ☆☆☆☆睡(並:005)
【5】まだ青い夏の終わりに捨てられた嘘をくわえた海鳥が往く 
                                ☆☆☆☆内田誠(嘘:027)
【6】飛ぶものの背骨にふれたゆびさきを真夏の胸にあずけてねむる
                               ☆☆☆☆村上きわみ(飛:044)
【8】あのころを無理矢理おもう 街頭のキャッチコピーにゆらされている 
                             ☆☆☆☆末松さくや(コピー:045)
【10】わたくしの金魚がぷるぷるないたからあなたに逢いに自転車を漕ぐ
                              ☆☆☆☆ひらそる(自転車:006)
【13】天球の球ばかり抱くペンギンが里親として見つかればいい 
                                ☆☆☆☆瀧口康嗣(親:008)
【17】キッチンに嘘はつけない 恋人は懺悔のごとく食事を作る 
                           ☆☆☆☆長岡秋生(キッチン:004)
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【11】あじさいの花びらの色変わる間に世界の果てへ逃げてください
                             ☆☆☆なまねこ(花びら:037)
【12】正しさが多大になって飛べぬときあなたの窓は開いてますか 
                               ☆☆☆あおゆき(飛:044)
【14】よく切れるナイフみたいな三日月に歩道橋から手をのばしてみる 
                               ☆☆☆なまねこ(道:040)
【15】ビロードのからだ誰かにだきしめてほしくて空に生まれたとんぼ 
                              ☆☆☆西宮えり(とんぼ:025)
【16】凍てついた駅舎に響く靴音のなんでこんなに水色だろう 
                               ☆☆☆佐原みつる(凍:046)
【18】花びらがあなたの肩にとまったら零れかねない告白が在る 
                                ☆☆☆ぱぴこ(花びら:037)
【19】東から釘打ちさんがやってきて私の脆い部分を打った
                                ☆☆☆笹井宏之(打:075)