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◇日々の生活から
クレームつけたことありますか？私はけっこう言います。昔、マンガの全員プレゼントにはずれても何も言えなかったほどの人間だったはずなのに、いまではレジで10円でも間違っていたら言えるくらいです。
これまでにも泣き寝入りしたことだって当然何度もあるのですが、(スーパーの特設ケーキ屋で2個買ったケーキが1個だけしか入っていなかったのに、2個分支払ったことはいまでも忘れられません。ぅう･･･食べ物の恨みはやはりおそろしいのでしょうか＾＾；)
最近は自分が疲れてるか急いでるなど、クレーム言うかどっちが大事かというところで判断しています。もう気がついたらうじうじするより、その場で即座に言ったほうが楽だとわかったのです。考えないで言うほうがいいです。自分が間違っているとへこむけどね。特にスーパーの値段は、メーカー違いとか貼り位置が紛らわしいとかありますので、確認してから言うんですけど(用意周到です＾＾)。
何故言うようになったのかというと、ほんとうの企業や店のすばらしさ、ダメさがもっともよくわかるのです。このクレーム対応にこそ明暗が顕著にでます。
これまでに言ってイヤ〜な思いをしたことはあまりありません。でもアルバイトの人だったりして対応にプチッときて翌日社長さんに電話したことはありました。どこのお店でもどこの会社でもだいたい誠心誠意やってくれます。それがやれない店や企業なんていまどき残れないと思っているし、クレームを堂々と言える店や企業はさらにファンになりますし、ちゃんとした社員さんがいるとわかるといつでも気持ちよく買い物ができるものです。
＊これまでに言ったクレームとしては、「ミスタードーナツ」では注文したドーナツが間違っていました。自宅に帰ってわかったのですが、家から15分くらいかかるのです店まで、それで電話しました。もうお店は閉店間際でしたが、ちゃんと正しいドーナツを持って、暗かったので懐中電灯を片手にサービス券も何枚も持って若いお兄さんが来てくれました。もちろん閉店時間を過ぎていましたから超過勤務でした。(その頃住んでいた所は住宅街で、すごく入り組んでいたのではじめて訪れる人にはかなりな難関だったので、私はとても感動しました。)
＊メーカーは忘れましたがお菓子のキットを買いました。買ってからしばらく経って、よーし作るぞ！と書いてある作り方の通りにしたけれど出来ませんでした。電子レンジで中身が全て流れてしまいどうにもならなかったのです。電話しました。使ったものがボウルではなくてどんぶり鉢だったのが失敗だったようでしたが、後日同じお菓子キットになんやら同社製品がいろいろと入ったものがお詫び文とともに送られてきました。再度作った時はそこそこちゃんとできました。でもやはり言って良かったと思いました。
＊自分で間違えながらもクレームしていたこともあります。量販店で買ったもののレシートに表示されている値段の商品は何か教えて欲しいと言いました。買った覚えがなかったのです。その時も丁寧に調べて案内していただきました。そしてそれは私がすでに家庭内で所定の位置に置いてしまった為、買った記憶から抜け落ちていたのでした。しかし、その対応してくれた女性の感じがあまりに良かったので、なんていい社員さんがいるんだろうと思いました。
＊ネットで振込みってしたことありますか。りそな銀行ではネットで振込みできてなくても操作しただけで手数料が落ちてしまうのです。そのとき私はすでにややまずい取引相手とトラブルに巻き込まれてしまっていました(オレオレ詐欺ではありません)。ただでさえ早く終えてしまいたいのに振り込み目的が遂行できず、銀行側はその件で電話連絡をしたと言うのだけどそれがまたもや手違いで違う家にかかってしまっており、後手後手に問題が膨らむというみごとなトラブルスパイラルでした、その後になって記帳してわかったのが振り込みミスの手数料を、私が支払っているという事実でした。いまでも改善はされていないと思いますけど、店頭のATMや窓口なら存在しない振込先は、入力してもエラーではじかれるのは当たり前なのだから、ネットにしてもそのシステムを取り入れているべきなのです。だから振り込み先が間違っていても、手数料がかかりますと明示するくらいして欲しいとクレームをつけました。それ以来そのシステムは使っていませんが｢今後の改善に役立てます」と謝っていただいたのでなんとか落ち着きました。
＊スーパーで特設でやっていた100均でタッパを買いました。見ると少しいたんでいました。その日しかやってないので、家に帰ってすぐ行きました。家から7分くらいだったし夕方で時間に余裕もありました。おじさんはほんとうに丁寧にお詫びを言ってくれ、ちゃんと取り替えてくれました。やはり100円だからとか値段ではないなー働いている人の心意気だよと思いました。
＊今日よもぎ餅に洗剤の味がしたので、電話しました。商品を送る予定です。つくっているという三重県のおじさんと話をしました。あまりクレーム処理には慣れていないようでしたが、一生懸命説明してくれようとしていると思ったのでとりあえずお話を聞き、残りのものを送ることになりました。
ほかにもクレームをつけたことはあります。いやな気持ちで暮らしているのはやっぱり楽しくありません。クレームを言うほうはとてもとてもエネルギーが要るのです。それに食べ物はそれを食べようとしているわけですから食べたいのです。でも食べられないってやっぱり苛立つことなのです。捨てたほうが手間もかかりません。値段もそんなにしないのです。それでもやはり小さな気づきや声によって、何かは変わって行くのだと思っているのです。
