okimituki2006-04-12

◇日々の生活から
 この間いつもいく駅前ビルへ行った。駅構内から続いているビルで、本屋と、図書館と、スーパーと、100均があるので重宝する。自動ドアを踏んでテクテクと進む一番手前にあるのは、スタバ(スターバックスコーヒー)。
 曲がろうとしたらそこに、あの韓流ブームのほほえみの貴公子ヨンさまが!ってそっくりなんだってわかっていても、ほんとに似てた。冬ソナみてないし私はそれほど感じるものもないはずなわけだけど、すごく意識して似せてて髪型とかメガネとかもうそっくり・・・。あのカドの最も通路側の席ですから、当然見せたいがために座らせていたのでしょうな、彼女にしてみれば自慢の彼でしょうから。でも、たしかにちょっとここはどこ?え、撮影?みたいな錯角にはおちいったし、にこやかにほほえまれて魅了されてしまった私がいた。
 似ている人にときめいたのは初めてです。どうしてでしょう。もしかすると街にいる日本男性は、通常あまり笑顔をふりまいていないからなのかもしれません・・・。ヨン様似の人は日本人だったと思いますが、そこが似せるための小道具的ふるまいのひとつとしての笑顔であるとわかったにせよ新鮮な笑顔だったのです。おそらく。

◇今朝のこと
 昨日、仕事おわってから買出しに行って夕方寝てしまったので、眠るのがおそくなりました。でも、3時過ぎくらいなんでざらなのです。たいてい5時に寝ようが、ずっと眠れないで6時にようやく眠ろうが、いつもちゃんと目覚ましとラジオの2段攻撃でそこそこ起きれるのです。
 しかしいつもならだらだら眠れないで寝返りをうってしまうのが常なのに、昨晩はふとんに入ってすっと眠れたのはいいのですが、やりました!年に2回くらいある遅刻寸前のお目覚め。それもそういうとき私はもう絶対目覚めない。(つまりは気を失っている状態で、わんわん流れていたはずのラジオもとうに切れているし、目覚ましも鳴ったか鳴らないかもわからない、昏睡の爆睡でもうなにがどうなのか真っ白でいっこうに説明がつきませんが、私にはこれがあるという事実をなんとかこれまでも受け止めてやってきましたから、きわめて決定的な遅刻にならないように今後も努力するのみです。)
 というわけで息子が半泣きな顔で起してくれて「学校に行けない!」と嘆いたのだけど、それはたしかに集団登校の時間には30分以上も過ぎているという不測の事態。しかし、まだ学校に直接行けば朝の会までには時間が15分くらいあったのを私は見逃さなかった。「いや!まだ行ける」となんとか説得(うちから走れば5分くらいですから)。とりあえず着替えさせてランドセルを背負わせて「まだ行ける!」と再度励まして言ったが、なかなか叱られるからとかぐずぐずしていて、あたかも人生最大のピンチに立ってしまったかのようにじっと固まって動かない。
 そこでひとこと大人のワルヂエを授けた。なんか言われたら「おなか痛かったって言おう!」とつい言いワケをすることを教えてしまいました。よくないなーとは思いましたが。いまの学校は登校時に忘れものに気がついてもそれを取りに帰ってはいけないし、同じように教室や学校に忘れ物をしても取りに行ってはいけないことになっているくらい、子どもたちを安全に守るを重視しています。ですから給食も残すことが許されていたり(嫌いな食べ物を強要するのはよくないという見解)。私が経験した遅刻、忘れ物はよくない気がついたら取りに帰るとか給食は残さず食べろ!けして残すべからずの頃とはそういう意味で環境が違うので、叱られると言うことはまずないとわかるのですが・・・。
 でもそのいいワケ伝授のおかげで雨の中しゅーっと走って行ってくれました。時には嘘も言いワケもあると思うだけで心強い呪文になって、それで最終的な目的が達成できればいいよねって思ってるんですけどね。完璧を目指しすぎてへし折れるよりは、堂々と行って欲しいの。学校くらい。
 帰ってきたときは、行ってみればなにごともなく間に合い、朝そんなことがあったなんてすっかり忘れるくらい、いつもの調子だった。よかったよかった。それでいいのだ。ダメだって思ったらダメなのよ。でもこれでしばらくは遅刻はないです。たぶん。だけど新学期始まってから1週間前後でこれをやっちゃいます。うーむ、極力なくしてあげなくちゃね。母、反省しました。だけど自分でも少しは起きようという意志を持って欲しいのでありました(たいてい立ち上がらせ歩かせないと起きません彼は・・・とほほ)。