okimituki2006-03-21

    「感じる この歌 この1首選」
ーお気に入りさんがひとり増えるごとに、お歌に☆をひとつプレゼントー
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13.なげつけて死ぬはずだったものたちもやわらかく煮る白いキッチン
    ☆☆☆☆☆☆末松さくや (004:キッチン)

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23.のら犬のクロ・自転車に乗れるきみ・乗れないぼくの順に夕日へ☆☆☆☆
                         おとくにすぎな(006:自転車) 

                                                                                                                • -

3.ほどかれるものなのだろう指切りを生み出したのはきっと大人で☆☆☆ 
                           花夢(002:指)              
8.親切なひかりを放つ信号の青に僕らはだまされている☆☆☆
                           松本響(008:親)

12.さんぐわつの風にふかれてさらされてほつれるままの旗となるまで☆☆☆
                           みの虫(001:風)

15.親指をすり替えられた翌朝にきみのおくまで挿していいのか☆☆☆
                           みなとけいじ(008:親)

26.くちびるがふと近づいて来てそして  待合室の椅子が軋んだ☆☆☆
                           花夢 (009:椅子)

29.十歳の私がはさんだクローバー『家庭の医学』のページの中に☆☆☆
                           五十嵐きよみ(017:医)

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題詠100首blog本日の投稿分

028:おたく             
届かない微熱のままの紙ヒコーキをなおたくしても夏雲ばかり


                         小軌みつき