okimituki2006-07-19

  「感じる この歌 この1首選」
ーお気に入りさんがひとり増えるごとにお歌に☆をひとつプレゼントー
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78.まだ青い夏の終わりに捨てられた嘘をくわえた海鳥が往く 
                            ☆☆☆☆内田誠(嘘:027)
89.飛ぶものの背骨にふれたゆびさきを真夏の胸にあずけてねむる
                             ☆☆☆☆村上きわみ(飛:044)
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77.ビロードのからだ誰かにだきしめてほしくて空に生まれたとんぼ 
                             ☆☆☆西宮えり(とんぼ:025)
90.凍てついた駅舎に響く靴音のなんでこんなに水色だろう 
                             ☆☆☆佐原みつる(凍:046)

【第18回週末短歌サロン/雑感】
第18回サロンには10名、17コメントいただきました。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。とりあえずまとめておきますが、後から来られてもだいじょうぶですので、安心してご来訪ください。☆の反映もいたします。(掲示されたものすべてに管理人か推薦人の☆ひとつ。表示なしですがついていることになってます。)
今回のサロンでは78番内田さんの「海鳥」が選ばれました。懐かしい潮風をふと思い出すような夏らしい作品でした。さきほど89番村上さんの「背骨」もトップ入り。こちらも夏満点なおうたです。
いよいよ夏休みですね。しかし、個人的にはイベントもひとつ終えた感じのこの頃です。(あとは花火いけたらいいなって感じかな)
えー18回まで休みなく続けてきたサロンですが・・・ちょっとさびしいお知らせです。題詠の新投稿が激減してしまいましたので、次回のサロンは1日のみになっちゃうかも。(さてどうなるのでしょうか)。自分もすっかり題詠ストップしてますのでなんとかしたいところです。ま、サロンもしばしの夏休みかもしれません、みなさま題詠の新投稿よろしくおねがいしまーす。