okimituki2006-06-01

5月の☆よっつ以上の作品の再選【重複あり!】です。できるだけ来訪者の方よろしくお願いします。コメント欄にサロンの星通しナンバーをおひとりにつき持ち☆3コ以上を選んで☆をあげてくださいね。参加不問です!!
例:【1】【9】【18】など 
6月5日(月)いっぱい〆切

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【1】野に置けば野の椅子として待つでしょう わたしにどうぞおすわりなさい
                    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆村上きわみ(椅子:009)

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【10】あなたまでゆくのか春の鍵盤に淡い指紋を残したままで  
                     ☆☆☆☆☆☆☆☆村上きわみ(鍵:033)

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【3】ぶちまけた牛乳がもう白すぎてごめんなさいしかくりかえせない
                        ☆☆☆☆☆☆☆みち。(牛乳:024)
【5】かたくなに拒めばこばむほど枠組みをはみでるわたしの向日葵のこと
                       ☆☆☆☆☆☆☆小軌みつき(036:組)

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【2】ぐうすかのすかとかあたしに垂れているものとかきみはすごくすてきよ
                         ☆☆☆☆☆☆西宮えり(垂:026)
【6】すぐそばに帰れる場所がある自由 でんでん虫はゆっくり歩く
                         ☆☆☆☆☆☆かっぱ(虫:054)
【7】からっぽのからだのために玄関を求めた 遠い春の日だった
                     ☆☆☆☆☆☆ 笹井宏之(からっぽ:011)
【8】泣き声がこだましている その中のひとつがきみでありますように
                        ☆☆☆☆☆☆松本響(こだま:041)
【22】自転車をひきずる少女 ゆうぐれは誰の肩にものしかかるもの
                         ☆☆☆☆☆☆cocoa(自転車:005)
【28】飛行機のかたちできみが眠ってもそっと乗りこむわけにはいかない 
                       ☆☆☆☆☆☆みなとけいじ(044:飛)
【15】ときどきはふるえてもいい 色持たぬとんぼの翅のようなさみしさ 
                       ☆☆☆☆☆☆あおゆき(とんぼ:025)

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【4】私たち、来る日も信号機のなかで産み落とされるのを待っていた
                        ☆☆☆☆☆笹井宏之(信号:020)
【9】動揺が収まりません右向いて右向いたまま飲むフラペチーノ 
                         ☆☆☆☆☆れむ(揺:007)
【11】雨ばかり降る町へゆき軒下に秘密そだてて暮らしましょうか
                       ☆☆☆☆☆村上きわみ(秘密:015)

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【12】さみしさを並べてあそぶさみしさは承知の上とおもってたのに
                          ☆☆☆☆神川紫之(並:005)
【13】ちっぽけで(だけれど/だから)何度でもとんだとばれるためのとび箱 
                           ☆☆☆☆西宮えり(箱:072)
【14】結論は小鳥がひいたおみくじにまかせて二人海を見ている 
                           ☆☆☆☆市川周(結:023)
【16】けしは咲くイチゴは実る蝶は舞う土の匂いを嗅ぎたくもなる
                           ☆☆☆☆ゆあるひ(匂:090)
【17】落ちて来るしづくを雨と呼びながらこの子もいつか老いるのだらう
                           ☆☆☆☆春畑茜 (落:093)
【18】くりかえし君にしたしむ スカートをれんげの上にわんとかぶせて
                         ☆☆☆☆ 村上きわみ(スカート:018)
【19】きることができないまるいトランプにちらばるふるいほしのひかりを
                          ☆☆☆☆ 西宮えり(トランプ:073)
【20】それぞれに違う星座を見つめてる背中合わせのふたりはひとり
                          ☆☆☆☆ 暮夜宴(ふたり:066)
【21】夕暮れを告げる鐘の音響くころ ひとりにひとつおかえりなさい
                        ☆☆☆☆ 青野ことり(響:080)
【23】曲線を辿れば至極ゆるやかな内向き螺旋 鳥が来ている 
                         ☆☆☆☆斎藤そよ(曲線:043)
【24】もうなにも覚えてません 鍵盤が浅く沈んだそのあたりから 
                         ☆☆☆☆笹井宏之 (鍵:033)
【25】満員の電車のなかがくるしくて花束からは百合がこぼれる
                          ☆☆☆☆花夢(百合:064)
【26】手首切る勇気もなくてキッチンでひからびているレタスのかけら
                         ☆☆☆☆cocoa(キッチン:004)  
【27】行ったきりになどなれない場所へゆくこだまの窓にもたれたままで
                       ☆☆☆☆おとくにすぎな(こだま:041)
【29】雨としてうまれた雨の日曜の水に流せば流れそうでも
                         ☆☆☆☆斎藤そよ (雨:019)